こんばんは!前回から続けて
🎹キーボード
🎹電子ピアノ
🎹アコースティックピアノ
それぞれの違いについて書いています。
今夜は最後のアコースティックピアノについてです。
アコースティックピアノは内部に弦が張られており、それを鍵盤の反対側のハンマーで叩くことによって音を鳴らす仕組みになっています。長く弾いていると弦が緩んでくるので状態によりますが、年一回の調律(メンテナンス)が必要です。
鍵盤はかなり重く、指を鍛えて理想のフォームで弾かなければ綺麗な音は奏でられません。
またアコースティックの中でも、
🎹アップライトピアノ
🎹グランドピアノ
この二種類があります。
アップライトピアノは縦に弦が張られているため、楽器自体も縦方向に大きく横幅が狭い特徴があります。なのでグランドピアノよりもコンパクトで安価であることから家庭用に大きく普及しています。
それに比べてグランドピアノは弦が横に張られているため、横に大きく、かなりのスペースを取ります。
この二つを比べるとどうしてもグランドピアノはデメリットが多すぎるように見えますが、もし練習をする目的が「ピアニストになるため」だったり、「細かい音楽表現を目指すため」であればグランドピアノの購入をおすすめします。
鍵盤の重さはほぼ同じですが、弦が縦に張られているか横に張られているかだけでもタッチ感はかなり変わってきますし、音の表情の幅はやはりグランドピアノのほうが多彩です。
今日までそれぞれの楽器の特徴をお話してきましたが、それぞれの楽器の特徴、メリット・デメリットが伝わっていると幸いです。
ミナミピアノ教室ではグランドピアノでレッスンしているため、基本的には電子ピアノかアコースティックピアノをおすすめしております。
よく「子供がレッスンに飽きずに来れればキーボードから電子ピアノに買い替える」という話を聞きますが、キーボードで練習している生徒さんはお家で完ぺきに弾けていてもレッスンで練習の成果を出せず、レッスンの進み具合も遅いです。
またキーボードは鍵盤の数が88鍵より少ないものが多いため、レッスンに来られるとどの位置で弾けばいいのかわからないという生徒さんもいます。
まずはレッスンの環境とお家で練習する環境を同じようにする。するとお子様はレッスンに来るのが楽しくなって長続きしますよ!
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